国内FX業者を利用しているトレーダーも多いと思います。

では、国内FX業者にはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

国内FX業者のメリットとデメリットを正しく把握し、トレードに利用する口座を決めましょう。

国内FX業者のメリット

メリット1スプレッドが狭い

国内FX業者最大のメリットと言えば、やはり海外FX業者と比較してスプレッドが狭いということでしょう。

スプレッドが狭いということは、エントリーした時に抱える損失を低く抑えることができるということを意味します。

つまり、より有利な条件でトレードをスタートできるというわけです。

メリット2安全性が高い

国内FX業者のメリットのひとつとして挙げたいのが、安全性が高いということです。

国内FX業者は、信託保全が義務付けられています。

そのため、国内FX業者が倒産したとしても、預けている資産は戻ってきますので、安心してトレードに励むことができるでしょう。

ちなみに、海外FX業者の中にも信託保全を取り入れていることがあります。

メリット3日本人によるサポート

国内FX業者のメリットとして、日本人によるサポートが受けられるということも挙げられます。

最近では多くの海外FX業者も日本語サポートに対応していますが、中には外国人が片言の日本語でサポートする海外FX業者もあり、そのような海外FX業者だとコミュニケーションがうまくいかないかもしれません。

その点、日本人による日本語サポートを受けられる国内FX業者なら、どなたでも安心して利用することができるでしょう。

ちなみに、LINEによるサポートを提供している国内FX業者もあります。

国内FX業者のデメリット

デメリット1まとまった証拠金が必要

国内FX業者のデメリットとしてまず挙げたいのが、海外FX業者と比較するとレバレッジが低いということです。

レバレッジが低いということは、トレードするためによりまとまった証拠金が必要になるということを意味します。

海外FX業者なら数万円の資金があれば0.01ロットで十分トレードすることができますが、国内FX業者でトレードするには少なくとも10万円以上は用意したほうが良いでしょう。

また、国内FX業者のレバレッジには今後も規制がかかる可能性があるため、ますますまとまった証拠金を用意しなければならなくなるかもしれません。

デメリット2追証が発生する可能性がある

国内FX業者の場合、追証が発生するリスクがあります。

つまり、何かしらの要因によって相場が急騰、もしくは急落し、ロスカットが追い付かずに多額の含み損が発生した場合、その損失分をご自身で補てんしなければならないのです。

場合によっては数百万円、数千万円の補てんが必要になることも考えられるため、国内FX業者を利用するのであればその点を理解しておかなければなりません。

ちなみに、海外FX業者の中には追証が発生しないところもありますので、万が一の時でも安心です。

デメリット3スプレッドが開く

国内FX業者におけるデメリットのひとつとして、スプレッドが開くということも挙げられます。

多くの国内FX業者がスプレッドを原則固定としていますが、あくまで「原則」であり、経済指標が発表される前後にはスプレッドが大きく開きます。

経済指標の発表はFXで利益を拡大する大きなチャンスとなり得ますので、スプレッドが開く点は大きなデメリットと言えるかもしれません。

また、市場参加者が少ない時もスプレッドが開く傾向にあります。

デメリット4約定スピードが遅い

国内FX業者には、約定スピードが遅いというデメリットもあります。

そのため、自分が希望するレートで買いエントリー、もしくは売りエントリーできないこともあるため、想定通りのトレードを進めることができないこともあるでしょう。

また、ほとんどの国内FX業者は、大きな経済指標発表時にはエントリーできないようにしています。

デメリット5MT4を提供していない

ドラゴンストラテジーFX、通称「ドラストFX」を利用するには、MT4（メタトレーダー4）が必須になります。

残念ながら、MT4を提供している国内FX業者は決して多くありません。

多くの国内FX業者は独自の取引プラットフォームを採用しており、そのプラットフォームにMT4を組み込むことはできませんので、ドラストFXを利用するならMT4があるかどうか必ず確認してください。

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